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新明和工業、脱着ボデー(GVW22t車級)新モデル発売

2023年10月31日(火)

 新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)は、脱着ボデートラック「アームロール®」の車両総重量22トン車級の新モデルを10月30日に発売した。

 脱着ボデートラックは、一般貨物のほか、廃棄物などを効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、積載物の排出機能を備えた車両。

 新モデルでは、架装部の各部構造を最適化することで大幅な軽量化に成功。その結果、従来モデルに比べ最大積載量を最大200キログラム増やすことができ、さらなる大量輸送に貢献できるようになった。

 また『人にやさしいモノづくり』をコンセプトとした改良を行い、安全性、作業性をさらに向上させた。大型車格で初めて採用した「ビジュアルキャッチング・サポート」では、独自のガイド線機能により、脱着作業の効率化を図るとともに、初心者ドライバーの早期戦力化をサポートする。


1.特長
(1) 軽量化による積載能力の向上
 最適構造を追求した軽量化を行い、最大積載量が従来モデルに比べ最大200キログラム増加での登録を可能とした。

(2) ビジュアルキャッチング・サポートを標準装備することで作業効率を向上
 これまで中型車格用のみの設定としていた脱着ボデートラックの脱着操作をサポートする専用のナビ画面を大型車格用に新開発。車両後方とフック部を確認する2つのカメラの映像を運転席の7インチモニタに集約し、操作する際の“コツ”をガイド線として表示することで作業効率を向上する。

(3) ShinMaywa Smart Connect®「新明和スマートコネクト」に対応
 特装車の稼働状況を、スマートフォンを介して把握するコミュニケーションツール「新明和スマートコネクト」の近距離無線に対応した。トラブルの早期解決が可能となり、車両の稼働率向上に貢献する。

(4) ユーザの好みに応じた多彩なオプションを新規設定
 車両左右方向を映すカメラを2つ追加して、3つのカメラ映像から俯瞰映像を作り出し、車両周囲の状況が把握可能なビジュアルキャッチング・サポートのアップグレード版、積載物の排出時にバンパへの積載物の堆積を軽減する可動式リヤバンパ、脱着時のキャッチング作業範囲を拡大するキャッチング・コントロール、コンテナを地面に降ろす際の衝撃を緩和するスロー制御、車両保護のためアームに大きな力が加わった場合に警報(ブザー)を鳴らす過負荷警報など、使う人へのやさしさを実現した。

諸元など詳細は、新明和工業ホームページへ。