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日本フルハーフ、リサイクルアルミニウムでグリーンボデーを製造

2023年10月25日(水)

 日本フルハーフ(代表取締役社長:田中俊和、本社:神奈川県厚木市)では、物流業界の「カーボンニュートラル」への取り組みを支援している。

 2050年「カーボンニュートラル」実現への取り組みが様々な分野で進む中、トラックを利用している物流業界においても環境経営に取り組む企業が増えている。同社ではユーザーの「環境ニーズ」に応えるべく、アルミニウムメーカーである日本軽金属グループと協力して、トラックボデー業界初となるリサイクルアルミニウムを用いて大型ウィングボデーの水平リサイクルを実現し「グリーンボデー」を製造しました。

 グリーンボデー」は、ウィングボデーの「サイドパネル」「アオリ」「リアドア」「ルーフ」等の大型部材をリサイクルアルミニウム100%で製造することで、ウィングボデー1台の製造におけるCO₂排出量の約8割を削減している。

 従来の大型ウィングボデーではアルミニウム材料の製造工程にて1台あたり約9.2トンのCO₂を排出していたが、リサイクルアルミにすることにより1.4トンのCO₂排出にとどめることができ、7.8トンのCO₂排出量の削減が実した。また、今後のトラックボデーへのリサイクルアルミの使用については、置き換え可能な部材から製品に採用できるよう検討を進めている。