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新明和、GVW20トン車級トラックミキサ車の新モデル発売

2023年9月14日(木)


MW420-381型(写真はオプション装備を含む)
 新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)は、従来モデルに比べ最大積載能力を増やしたGVW20トン車級トラックミキサ車の新モデルを9月1日に発売開始した。

 新モデルではドラム(荷室)を支持するフレーム構造の最適化と各部の見直しにより、架装部の軽量化を実現。その結果、従来モデルに比べ最大積載量を最大90キログラム増やすことが可能となった。
 輸送効率の向上に加え、運行台数の最適化につなげることで、ドライバー不足など物流の2024年問題への対応や、CO2排出量の削減といった社会的環境課題への対応に貢献する。

1.特長
(1) 軽量化により最大積載量が最大90キログラム増加
耐久性は従来モデルと同等ながら、フレーム構造の最適化と各部の見直しにより軽量化を実現した。

(2) 生コンクリート排出性能の向上
ドラムシェル、ブレードは従来モデル同様に高張力鋼を採用。特にドラムブレードは独自の耐摩耗鋼で高スランプから低スランプまで、安定した生コンクリートの品質を維持する。
また、ドラム後端の排出ブレード形状の最適化により、生コンクリートの排出脈動が従来に比べ約13%改善しスムーズな排出ができるようになった。

(3) 洗浄作業の容易化
従来モデル同様に高圧水ポンプと、ドラム後端およびスクープ内面の洗浄に効果的なシャワーを標準装備した。
さらに、生コンクリートが付着しやすい排出小ブレード内側の洗浄作業を容易化するため、ブレード形状を最適化した。

諸元など詳細は新明和工業ホームページへ。