２０１１年３月１１日（金）、東北を中心に、広範囲に渡り被害をもたらした未曾有の大地震において株式会社花見台自動車が本拠を構える福島県いわき市も震度６強を記録。甚大な被害を受けた。
以下はかろうじて連絡が取れた同社専務能條氏のコメントだ。

【２０１１年３月１４日（月）１５：３０　能條氏の携帯につながる。】
被害状況
■社員について
いまだ連絡が取れない社員がおり、安否を心配しています。
■人的被害
地震発生時、納車のため６号線を仙台に向かっていた車両と連絡がとれません。
■工場・事務所
幸いにも倒壊は免れました。営業再開にはさほど時間を要さないと思われますがとにかく従業員のことが心配です。
■現状不足物
「水」「ガソリン」が手に入りません。東京方面に買いに行こうにも、ガソリンがないため移動も思うようにいきません。道路も通れるかどうか確認できません。
■福島原発事故
いわき市までは直線距離で約４０ｋｍあり、今のところそれほど心配はしていません。


「株式会社花見台自動車は幸いにもハード面（工場や事務所）の被害はそれほどでもありません。本日（３月１４日）も出社できる社員（約３０名）が集まり、今後の対策を検討し、午後は解散しました。何よりも心配なのは、いまだ連絡がつかない社員の安否、近隣の関連会社の状況、その従業員の安否です。皆様にはご心配をおかけしており、大変申し訳ありません。」