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三菱ふそう、2010年世界販売について

2011年2月23日(水)

〜過去最高を記録したインドネシア等が牽引、40%以上の回復を達成〜

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、2010年の世界販売台数が、140,681台と前年(2009年:99,543台)比で41.3%増加したことを発表¥した。今回の販売台数の大幅な回復は、東南アジアをはじめとする海外での販売が好調に推移したものによる。海外販売は、前年同期比51.6%増の115,894台(同:76,452台)を達成した。

主要地域別には、東南アジアが、66.1%増の60,281台(36,294台)、そのうち最大の市場であるインドネシアが、82.5%増の55,728台(同:30,540台)と過去最高の販売台数を記録。中東は、17.2%増の16,556台(同:14,131台)。欧州(トルコ含む)は224.2%増の12,525台(同:3,863台)と大幅に回復。アフリカは、21.7%増の8,518台(同:7,002台)となっている。

国内販売は、BlueTec®システムを搭載した、大型トラック「スーパーグレート」、小型トラック「キャンター」など新型車の投入により、前年同期比7.3%増の24,787台(同:23,091台)を達成した。

MFTBC社長兼CEOのアルバート・キルヒマンは、「2010年の当社の世界販売は危機的だった2009年から、各地域とも大幅に回復しました。今回の販売回復は、経済の回復とともに、当社の新興国における強いプレゼンスと、お客様の当社製品への支持によるものです。2011年は、世界的に新しい製品を投入し続け、更なる成長を目指します。」と述べた。

同社は、昨年25車種以上の新型車を全世界で投入したが、2011年も製品を積極的に市場に投入していく構え。今年は、20以上の新型車および、改良車種を全世界で投入する予定だという。そのうち、「新型キャンター」をアメリカ、カナダ、欧州、オーストラリアで発売を開始するとともに、2012年末には、40の地域で販売を行う。また、2010年には、ロシア、パキスタン、カンボジア、ラオスに市場参入した。2011年には引き続き新しい市場に参入を計画している。