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いすゞ、小型トラック「エルフ」追加車型を発売

2019年3月12日(火)

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則)は、平成28年度排出ガス規制に対応した小型トラック「エルフ」に追加車型を設定し、本日より全国一斉に発売した。

 エルフには、昨年10月よりプリクラッシュブレーキをはじめとした先進安全装置を標準装備。また、通信端末を標準搭載することによりコネクテッド化し、車両コンディションの遠隔把握及び本データを活用した高度純正整備「PREISM(プレイズム)」の実施が可能となった。

今回の追加した車型の概要は以下の通り。

・平成28年度排出ガス規制対応モデルに車型を追加
シングルキャブの標準キャブ(GVW7.5トン以下)、およびハイキャブ・ワイドキャブの4WDを追加した。

・高馬力帯(175PS)エンジン搭載車型にスムーサーExを追加展開
従来はMTのみ展開していた高馬力帯エンジン4JZ1-TCH搭載車型について、新たにスムーサーExを追加した。

■新型エルフの特長

1.いすゞが持てる技術のすべてをつぎ込んだ、高効率クリーンディーゼル「4JZ1」を搭載。
小型トラックでは初めての燃料噴射量フィードバック制御技術や近接DPD+尿素SCR採用により、平成28年排出ガス規制に対応しながらクラストップレベルの燃費性能がさらに向上。平成27年度燃費基準+10%を達成し、エコカー減税の対象となる。

2.夜間も。歩行者も。ステレオカメラ採用による、優れた検知性能
小型トラックの使用シチュエーションに応じて市街地など低速域での事故を想定し、検知に優れたステレオカメラをトラックで初めて採用(同社調べ)。これにより、昼夜を問わず車両/歩行者/自転車といった障害物を立体的に検知し、万が一衝突の恐れがあると判断した場合には警報および制動装置を作動させ、衝突被害を軽減あるいは衝突回避を支援する。
また、これらの各種先進安全装置の搭載によりASV減税の対象となる。(ASV減税とエコカー減税の同時利用はできない)

3.“つながる”トラック。見えない車両のコンディション変化や情報を“見える化”
車両コンディション情報やエコドライブ状況等の情報を通信する機能を標準装備。
稼働している車両の状況を把握することでDPDなどの車両の不調が起こった際もいち早い対応が可能となり、路上トラブルの未然防止に寄与する。