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極東開発、特装車の稼働状況を記録蓄積するサービス

2019年1月28日(月)

特装車の稼働状況を記録・蓄積する IoT 基盤を利用したサービス支援システム「K-DaSS」を開発
〜「つながる特装車(コネクティッド SPV)」に向けた取り組みを加速〜


極東開発工業株式会社(本社:兵庫県西宮市 社長:?橋 和也)は、特装車の稼働状況を記録・蓄積するIoT基盤を利用したサービス支援システム「K-DaSS(※1)」を開発した。

今回、「K-DaSS」の構成要素の一つである「サービスツールシステム」を正式リリースする。 「サービスツールシステム」では、同社および契約サービスステーションのサービスマンが、新開発の専用スマートフォン用アプリにより近距離無線通信機能を搭載した車両と通信することで、車両メンテナンスやデータ収集を行う。これにより、車両の状態をより正確に把握し、適切なメンテナンスを提案することが可能となる。

「K-DaSS」は、「サービスツールシステム」のほか、「リアルタイムデータ収集」・「WEBサービス」の要素から構成されるシステム。 今後は、今回リリースを行う「サービスツールシステム」の本格的な稼働に加え、現在実証試験を進めている「リアルタイムデータ収集」・「WEBサービス」に関しても実用化を目指し、システム全体の構築を進めるほか、順次各製品への展開とシステムのアップデートも行うことにより、より一層の利便性の提供と更にフレキシブルなサービス体制の強化を図っていく。

(※1) K-DaSS : Kyokuto Data Sharing Service (※2) SPV : Special Purpose Vehicle


「サービスツールシステム」の特徴
1.同社が専用に開発したスマートフォン用アプリ「サービスツールアプリ」にて近距離無線通信機能を搭載した車両と通信することで、車両メンテナンスやデータの収集が可能。 (※アプリは、同社サービス員、契約サービスステーション等にて使用する。)

2.サービスツールシステム対応機種
・テールゲートリフタ 「パワーゲート® G型(後部格納式) / CG型(床下格納式)」
・脱着ボデー車 「ハイパースイング・フックロール®」
・ごみ収集車 プレス式「プレスパック®」 / 回転板式「パックマン®」

3.アプリのリリース時期 :
2019年2月予定

※「サービスツールシステム」では、車両の作業場所や走行ルートを特定する位置情報は取得できない。