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三菱ふそう、新型「キャンター エコ ハイブリッド」を新発売

2012年5月22日(火)

三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長 アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市 以下:MFTBC)は、小型ハイブリッドトラック新型「キャンター エコ ハイブリッド」を5年10カ月ぶりにフルモデルチェンジして、5月18日(金)より全国の三菱ふそう系販売会社及びMFTBC地域販売部門から発売した。

新型「キャンター エコ ハイブリッド」は2010年にフルモデルチェンジした小型ディーゼルトラック「キャンター」をベース車として開発。新たにデュアルクラッチ式トランスミッション“DUONIC®”と“ハイブリッドシステム”を組み合わせた世界初の「ハイブリッド用モーター内蔵デュアルクラッチ式トランスミッション」を搭載。更に、エネルギー効率の高い、高性能のラミネートタイプのリチウムイオン電池を新たに採用し、ハイブリッドシステムの効率向上と小型軽量化をMFTBC内にあるダイムラートラック部門のハイブリッド開発センター“グローバル・ハイブリッド・センター”にて開発。これまでの排気量3リットルの“4P10クリーンディーゼルエンジン”と、排出ガス後処理装置“BlueTec®システム”と組み合わせることで、世界で最も厳しいとされるポスト新長期排出ガス規制(平成22年規制)に適合するだけでなく、さらに全車で低排出ガス認定車(NOx、PM10%低減レベル)および九都県市指定低公害車で平成21年「超」も取得している。

また、全車で平成27年度重量車燃費基準を20%以上オーバー達成し、低燃費(12.8km/L※1)を実現し、本年度からの「エコカー減税」では自動車重量税と取得税が免税される、低燃費でクリーンな小型トラックだ。

その他にもダイムラーグループでの国際調達や部品共用化を進めハイブリッドシステムのコストを大幅に低減すると共に、ブレーキオーバーライドシステムなどの先進的な安全システムを多数採用している。

なお、同車の広告・宣伝テーマは、卓越した発想・技術・品質を備え“この先を見据えたトラック”をイメージして「10年コンセプト」と表現した。
※1 GVW3.5t超〜7.5t以下 最大積載量 1.5t超〜2t以下 カテゴリー 重量車モード燃費値



【新型「キャンター エコ ハイブリッド」の主な特長】
● クラストップの12.8km/L(2.0トン積クラス※1)の燃費性能
● 平成27年度重量車燃費基準をオーバー達成し、全車「エコカー減税」の対象
● クリーンな排出ガス (ポスト新長期規制に対して、NOx, PMを30%更に低減)
● ハイブリッドシステムとデュアルクラッチ式トランスミッションの組み合わせ(世界初)による燃費の大幅向上とイージードライブを両立
● 小型、高性能なラミネートタイプリチウムイオン電池を新採用
● フロントグリルに「ECO HYBRID」ステッカーを標準設定

1. 商品特長
新型「キャンター エコ ハイブリッド」は「環境性能」「経済性能」「安全性能+α」の3つのコンセプトのもとに開発された。
(1)大幅なCO2削減とクリーンな排出ガス
(2)ハイブリッドシステムとデュアルクラッチ式トランスミッションの組み合わせ(世界初)
(3)小型、高性能ラミネートタイプリチウムイオン電池を採用
(4)新開発小型エンジン「4P10」を搭載
(5)クリーンな排出ガスを可能とする「BlueTec®システム」を採用
(6)先進的な安全システムを採用
(7)「Ivis」の採用に加え、新たにリチウムイオン電池の充電量、モーターの状況(チャージ、アシスト)を表示
(8)エクステリアに「ECO HYBRID」ロゴを新たに配置

■国内販売目標台数
小型ハイブリッドトラック 新型「キャンター エコ ハイブリッド」 2,000台/年

■主な型式及び希望販売価格(消費税込み)
積載量(t):2.0
トランスミッション:DUONIC®6速AMT
エンジン:4P10(T2)
D-VAN ドライパックショートタイプ(スペアタイヤレス)
5,662,650円

積載量(t):3.0
トランスミッション:DUONIC®6速AMT
エンジン:4P10(T2)
D-VAN ドライパックワイドロングタイプ
6,470,100円

積載量(t):2.0
トランスミッション:DUONIC®6速AMT
エンジン:4P10(T2)
平ボディー 普通免許対応車ロングタイプ
5,486,250円