ＵＤトラックス株式会社（本社：埼玉県上尾市、社長CEO：伊藤公一）は、小型トラック「カゼット」について2WDモデルを改良し、4WDモデルを追加した。優れた燃費性能はそのままに、先進安全装置において検知性能の向上や機能の拡充を図った。新たなラインアップも加わり、より幅広い用途に対応する。

＜主な特長＞

１．交通事故死傷ゼロ社会を目指した先進安全機能のさらなる進化

・交差点プリクラッシュブレーキ（右左折時）のブレーキ作動対象を拡大
　カゼットは、交差点右左折時の対向車両を検知できるプリクラッシュブレーキ機能を装備した（*1）。今回の改良で、これまでは対向歩行者のみだったブレーキの作動対象を対向車両まで拡大し、交差点内における事故被害軽減に貢献する。
*1：先進安全装置オプション STANDARDパッケージ、ADVANCEパッケージ、PREMIUMパッケージ選択時

・ドライバー異常時対応システム（EDSS）の「車線内停止」が実現
　ドライバーに急病などの異常が発生した場合、EDSSスイッチ操作またはドライバーステータスモニターによる異常検知により、車両が自動で制動をかけて停止するEDSSの機能が進化。レーンキープアシスト（LKA）との組み合わせで、車線内での自動停止が可能となり、安全かつ安定した停車動作を実現する（*2）。
*2：先進安全装置オプションPREMIUMパッケージ選択時

２．４WD車型の追加
　車型展開は市場のニーズに応えて、4WDモデルの設定を追加した。2WDモデルで好評のISIM（*3）を4WDモデルにも展開した。9速への多段化とデュアルクラッチの素早いシフトチェンジで、ドライバーの疲労軽減や快適なドライブフィーリングを実現。また、パーキングギアを備えており、駐車時の安全性にも優れている。

*３：Isuzu Smooth Intelligent TransMission