タダノ、超高高所作業車AT-400CGをモデルチェンジ
2025年12月15日(月)
〜機動性の高い3軸汎用シャシで車両総重量20t以下を実現。 保安基準内車両により、通行許可申請なく公道走行が可能〜
株式会社タダノ(本社:香川県高松市、代表取締役社長:氏家 俊明)は、最大地上高40mの超高高所作業車 ハイパーデッキAT-400CGをモデルチェンジし、12月3日より発売を開始した。
<開発コンセプト>
機動性の高い3軸汎用シャシで、車両は車両総重量20t以下を実現。保安基準内車両により通行許可申請がなく公道走行が可能。
独自の機能と制御システムで操作性と安全性も向上し、目的のポイントにもスムーズにアプローチ。超高所や超広域の多彩な現場で、安心で安全な作業を強力にバックアップする。
<特徴 >
■高い機動性を発揮
一般道から高速道路までルートを選ぶことなく、すべての通行が可能に。煩雑な届出※が必要なく、現場へ直行できる。 最大地上高40mと併せて、最大作業半径19mを実現している。
※特殊車両通行許可申請
■充実の安全装備
・信頼の安全装置 AMCを採用
テレマティクスや安全装置の拡充などの各種機能充実のためにAMCを採用。先進の機能と制御を支える。また油圧バルブの変更等により、品質の安定化と操作性の向上を図った。
・バスケット部に過荷重検出装置を新搭載
積載荷重を超えると機体の全操作を停止させ、オーバーロードを未然に防止する。
・安全装置の二重化による作業安全の向上
制御用検出器故障による転倒事故や、オーバーロードによる機体の損傷を未然に防止するため、検出器の二重化を採用。これにより、作業時にも検出器の常時監視が可能になり、作業の安全を見守る。
■作業効率の向上
垂直/水平の併用操作による二次元移動を採用。1レバー操作で斜め上下移動が可能になり、効率性も高まった。
■より使いやすく改善
・オイルクーラを標準装備。
猛暑時や長時間作業に対して、作動油の温度上昇を抑えるオイルクーラを標準装備した。作動油の温度上昇による作業の中断を心配することのない安心設計。
・ノイズの少ないインターホンを採用
バスケット部と下部操作部(旋回台)に、交互通話可能な高感度インターホンを装備。常に安全確認しながら作業が行える。
・テレマティクスWEB情報サービス『HELLO-NET』 を標準装備
「HELLO-NET」で車両の稼働状況や位置情報・保守管理をインターネットでサポート。車両の故障時における機体状況の把握及び迅速な対応など、アフターサービス面での有効活用につなげた。
・スマートフォン対応アプリ『HELLO-DATA LINK』を標準装備
無線 LAN で車両本体と携帯端末を接続し、操作情報や、インジケータ情報、エラーコードなどリアルタイムの情報を、少し離れた場所で確認することが可能。
諸元など詳細は
タダノホームページへ。