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新明和工業、「かくのうゲート2」を発売

2022年6月14日(火)


床下格納型テールゲートリフタに油圧チルト(傾斜)機能を追加
新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川龍之)は、床下格納型テールゲートリフタにおいて、油圧装置を使い、任意の位置でプラットホームのチルト動作ができる新モデル「かくのうゲート2」を開発し、6月1日に発売した。

荷物を積み込む配送センターの床面と車両の床面との高さが異なる場所で荷役作業を行う場合、プラットホームを昇降させず、プラットホームをチルトさせることで道板として使用するケースがある。そのような場合に安全、かつ、効率的な荷役を行うことができるモデルとなる。

1.特長

(1) リフト装置を動かさずにボデーリヤ扉の開閉が可能
床下格納型テールゲートリフタのため、リフト装置を動かさずにリヤ扉の開閉が可能。
また、リフト装置はボデーリヤ扉より後方へ突出していないため、リフト装置を床下に格納したまま配送センターのドックに車両をピッタリとつけることができる。

(2) 床下格納型テールゲートリフタに油圧チルト機能を追加
2枚のプラットホームを連結し、任意の位置でのプラットホームの油圧チルト操作を可能とし、安全性の向上と荷役作業の効率化を図る。

(3) プラットホームの自動水平機構を採用
任意の位置での油圧チルト操作時にプラットホームが水平位置で一度停止する機能を設け、より安全な荷役作業が行える。

(4) 格納時のプラットホームの水平動作を自動化
同社独自の技術により床下格納時にプラットホームの傾きを補正して水平にする動作を自動化し、スムーズな格納動作が行える。

(5) 幅広い適用車種
4トン車級から10トン車級まで幅広い車両への架装対応ができる。

(6) ラジコンの標準採用
3ボタン式の無線ラジコンを標準採用し、昇降、傾斜、格納・引出し操作が簡単に行える。