| これからは日本の国内市場が縮小していく。国内の物流市場も縮小し、事業者間のサバイバル競争が激化するだろう。市場縮小は、戦後の日本経済では経験したことのない未知の領域である。その中で勝ち残るには、新たな経営環境に適応した独自の企業戦略が不可欠だ。その一つにアライアンス(戦略的同盟)という選択肢がある。だが、アライアンスは総論としては首肯されても現実的にはなかなか難しい。その理由は様ざまだが、既得権益を侵食し合わないメンバーで、目的が明確になっていることが成功のための最低要件といえる。
このような中で、三野津急送(本社・香川県丸亀市、原將嘉社長)とエフエーエス(本社・香川県まんのう町、内浪博文社長)は今年3月8日に「アライアンス合意締結書」を交わした。両社の所在地は近く、主たる荷物も建材関係で共通している。しかし両社は、リスクの自己責任を基本に経営資源を有効活用し相互発展を目指している。 |