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株式会社ワーテックス(本社：群馬県桐生市、代表取締役：安　俊典)から発売されているデジタルタコグラフ「XDT-1」は、 法定3要素(時間・距離・速度)の記録に加え、GPSアンテナが同梱されており位置情報を地図表示・走行軌跡の確認が可能。
さらに速度・回転数の超過警告音で知らせる機能まで装備されている。それゆえ各県トラック協会が実施しているEMS用機器導入促進助成金の対象なのだが（一部協会を除く）、なんと５５，０００円という低価格を実現している。

当然ながら国土交通省の認定も取得（国交省認定番号：自TDⅡ－５２）してるので、運行記録計の義務化拡大にもバッチリ対 応しているのだ。通常デジタコは車載器があって、それを解析するソフトが必要となる。このソフトがとても高価な場合があるが、なんと同社の「XDT-１」の利用者ソフトウェアは無料である。

運送事業者がデジタコを導入しようとしたとき、気になるのは「価格」、そして「操作性」であろう。 「価格」に関してはソフトまで付いて５５，０００円という低価格ならば、まずクリアと言っていい。問題は「操作性」あるが、その点「XDT-１」 の場合、エンジンをかける前にSDカードを挿入、あとは自動的に記録が始まり、乗務終了後エンジンを切った後SDカードを抜く。たったこれだけで、法定3要素(時間・距離・速度) は記録される。もし日報に作業情報（荷積み・荷卸し・待機・休憩）や高速・一般道などの切換情報を記録したければ、オプションリモコンが用意されている。極めて簡単操作なのだ。

とりあえず、アナタコをデジタコにしたい。運行記録計の義務化拡大に合わせ、法定3要素（時間・距離・速度）だけ記録したい。という簡単・低価格を要望するユーザーには、もってこいのデジタコであろう。