乗用車であれば、もはやカーナビは必需品で、新車の装着率は50%を超えるとも言われている。
しかしながらトラックへの普及はあまり進展していない。トラックの場合、乗用車と違い図体が大きいだけに通れる道も限られているから地図で充分。定期便なので地図すら不要。ベテランドライバーなので道を良く知っているなど、その理由は様々だ。
そもそも市販されているカーナビのほとんどは乗用車用の12V仕様で、トラック用としての24V仕様はあまりない。
確かに、乗用車と同じように目的地検索ができる。ルート検索ができる。テレビが見れる。ラジオが聞けるくらいの機能であれば、トラックにカーナビはいらないのかもしれない。

しかし、それに加えて運行管理ができるとしたらどうだろう。
急な配送順番の変更やルートの変更を運行管理者が事務所のパソコンで行い、カーナビに指示を飛ばせる。またGPSの機能を使い、速度オーバーや急発進などの注意勧告がアナウンスされる。それらのデータを基に運行管理日報などが自動で作成できれば、業務に大変役立つのではないだろうか。
今回ここで紹介するのは、パイオニア販売株式会社から発売されている業務用カーナビと専用の運送事業者向けのソフト「セールスログプラス」だ。特に「セールスログプラス」は、そんな運行管理が実際に可能となるソフトで、上の10項目に挙げた悩みを持つ運行管理者には打ってつけのソフトになっている。


 ll パイオニアの業務用カーナビ  5.8V型〜7V型HDDまで全4機種を用意
パイオニア製業務用カーナビの代表格

AVIC−T99−B2

オープン価格


【オンダッシュ取付タイプ】【7V型ワイドVGAモニター】【16GBフラッシュメモリー】
【TV機能非搭載】【FM VICSチューナー内蔵】【24V対応】
カーナビを使用した運行管理システムに必要なのは、当然ながらカーナビだ。
パイオニアでは、下の3タイプも含めて全4機種を業務用カーナビとして販売している。AVIC-T77-B2とAVIC-T99-B2は24V対応だ。

しかし、これだけでは単なるカーナビに過ぎない。乗用車同様、目的地までのルート案内などなんら変わりは無い。唯一、業務用だけにテレビの機能は付いていない。

 

 ll パイオニア製業務用カーナビ専用運行管理システム=セールスログプラス
 
セールスログプラスは、SDカードもしくはmicroSDカードをカーナビに差し込むだけで運行データを記録。インストールした事務所のパソコンで上記10項目が解決されるソフトだ。では何ができるのか?どう解決されるのか?各項目ごとに詳細を説明しよう。
 



通常のカーナビとして使えるので、渋滞を避けたり、住所や電話番号で場所を調べることができる。

ただし、セールスログプラスを使えば、ソフトをインストールした事務所のパソコンで、配送先をSDカードに登録。出庫前にそのSDカードをドライバーに手渡せばOK。カーナビでSDカードを読み込めば、配送先とそのルートがナビに表示される。さらに、複数の配送先であっても、次の配送先をタッチパネルで選ぶこともできれば、一覧表の並び順で配送順を指示することもできる。
 
   


カーナビの画面上に事務所側から送信したメッセージを表示することが可能だ。ドライバーは表示されたメッセージに対して、「はい・いいえ」の応答を返すことができ、指定先への訪問可否等が事務所側で確認することもできる。
さらに事務所から、特定車両のカーナビに向け、目的地を指示・送信することが可能。これにより、カーナビ上で目的地まで自動的に道塗りが行われ、ルート誘導・案内が開始される。
もちろん事務所から立ち寄り地点の指定ができるほか、ルート探索の条件(距離優先、有料道路回避など)を指定したり、電話番号によるルート探索を行うことも可能だ。
 



セールスログプラスは、安全運転・エコ運転支援の機能として、「速度オーバー」「急発進」「急ブレーキ」などの運転を記録することが可能だ。
またこれらの危険運転以外にも、設定した時間以上のアイドリングをすると、ブザーやメッセージでドライバーに注意勧告することもできる。
 



 下の画像をクリックすると拡大画面が表示されます。
運行管理日報例(縦型/地図付)
運行管理日報例(横型/地図なし)
各種帳票例:乗務員別/車両別運行集計表
GPSのデータを基に、速度や進行方向などの走行記録を解析し、パソコンから正確で見やすい日報が瞬時に出力できる。

【日報に出力される主なデータ】
「業務日」「車両」「乗務員」「総走行キロ」「総乗車時間」「総移動時間」「総停車時間」「順番」「所在地」「停車時間」「移動時間」「速度分布」「速度超過回数」「急ブレーキ回数」「急加速回数」「急ハンドル回数」「アイドリング回数」「アイドリング時間」「注意事項」「走行軌跡」
 


 
■事務所のパソコンで車輌の位置情報を所得することができる。

GPS情報およびジャイロ/加速度センサー情報に基づいて、車両の位置(緯度・経度)・速度・進行方向や、時刻の情報を外部側で取得可能。カーナビ使用の場合、位置はマップマッチング後の値を出力、GPSユニット使用の場合も、位置情報飛びの補正をすることで精度の高い位置取得を実現する。事務所のパソコンでの特定車両の位置把握のほか、走行記録による日報処理などにも活用することができる。

その他にも、GPS情報やジャイロ/加速度センサー情報に基づいて、加速度情報(前後/左右)や方位変化量、積算走行距離(オドメーター)が取得可能※。安全運転解析や運行改善指示に活用することができる。

■事務所のパソコンでドライバーの動態(現在の業務状況)を把握することができる。

乗務員が、カーナビ上の動態ボタン(到着、出発、休憩、緊急など)を押すことで、車両ごとの作業状況を事務所のパソコンで把握することができる。
 


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  会社概要
社名 パイオニア販売株式会社 Pioneer Sales & Marketing Corporation.   http://pioneer.jp/carrozzeria/biz/index.html      
本社 〒212-0031 神奈川県川崎市幸区新小倉1-1
電話番号 ・ FAX番号 電話 : 044-580-1444  FAX : 044-580-1448
設立 平成21年10月1日
資本金 資本金 100,000千円
代表取締役社長 仲野 隆茂

事業内容
●コンシューマー用、音響、映像、通信システムの企画および販売
●業務用(企業様向け)車両運行管理などのソリューションシステムの企画および販売