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新明和工業、2、3トン車級圧縮式塵芥車の新モデルを発売

2016年10月28日(金)


G−PX(2トン車級)の新モデル (写真の車両には一部オプションが含まれる)
− 積込能力を向上、一般廃棄物からダンボール等の比重が小さい廃棄物の輸送効率向上に貢献 −

新明和工業株式会社(取締役社長 大西 良弘)は、圧縮式塵芥車「G−PX」の2、3トン車級の新モデルを開発、11月1日に発売する。

新モデルは、油圧及び積込制御の最適化により、積載できる廃棄物の量を同社従来型比最大20%向上(※1)させ、積込能力を高めるとともに、積込モード切換スイッチを標準装備し、モード切換により積荷に応じた効率的な積込作業を実現する。

また、新規開発した専用の大型リヤコンビネーションランプを採用し、車両後方からの視認性を高め、より安全性を向上させるとともに、街に溶け込むスマートなデザインを実現した。
このほか、ハイマウントストップランプの新設をはじめ、バックアイカメラ等の安全装備も充実、ワンタッチ開閉式汚水タンクシャッター、開閉アシスト付大型ルーフカバー等、使いやすさ、メンテナンスの容易さにも配慮した機能を装備した。

※1 同社におけるダンボール積込評価試験に基づく従来型標準仕様との比較結果。積込量は積載物の種類、積載方法等により異なる。


<特長>

(1) 積込能力の向上
•油圧回路及び積込制御を最適化し、積込能力を最大20%向上(同社従来型比)した。

•『積込モード切換スイッチ』を標準装備し、積荷の種類に応じて「一般モード」「資源モード」の2種類を切り換えることにより効率的な積込作業を実現した。

(2) 安全性の向上
•『塵芥車専用の大型リヤコンビネーションランプ』を新規開発し、取付位置を投入口横上方に変更することにより車両後方からの視認性を向上した。

•ハイマウントストップランプを投入口の上部中央に新設し、車両制動時の後続車からの視認性を高めた。

(3) デザインを一新
新たなリヤコンビネーションランプの開発・配置等により、ホッパー(車両後部の積込装置)部を中心に、街に溶け込み一体化する、スマートですっきりとしたデザインに仕上げた。

(4) 使いやすさ、メンテナンス性の向上
•ホッパー部汚水タンクシャッターに片手で操作可能なワンタッチ式を採用し、操作性を向上した。

•大型開閉式ルーフカバーによりホッパー部のメンテナンス性を向上し、開閉アシストにガスダンパーを採用したことで操作が容易になった。

•テールゲート(塵芥投入口のカバー)開閉機構を見直し操作力を軽減した。

諸元などの詳細は、新明和工業ホームページへ。