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国交省、ダブル連結トラック実験の参加者公募

2016年10月20日(木)

国土交通省道路局と中部地方整備局は10月19日より、1台で通常の大型トラック1台分の輸送が可能な
「ダブル連結トラック」の実験参加者の公募を開始した。

現在、国内輸送の約9割をトラック輸送が支えているが、深刻なドライバー不足が進行している。これを受け
国土交通省では、トラック輸送の省人化を促進し、生産性向上を図るため、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の実験を、今年度より、新東名を中心とするフィールドで実施する予定。
本実験により、将来の自動運転・隊列走行も見据えつつ、省人化の効果、安全性等を検証した上で、平成30年度以降の本格導入を目指す。

<実験対象区間>
物流の主要幹線であり、かつ道路線形も良い「新東名」を主たる区間とする輸送ルートで実験を行う。
1.輸送ルートのうち50%以上について新東名を通行
※ 新東名は、未整備の海老名〜御殿場間を含む約250km区間とする
※ 海老名、豊田東から先は、概ね100km以内(都市高速道路は対象外)
※ 一般道分を含め最大で500km程度の走行が対象となる
2.一般道を通行する場合は、物流施設から直近のIC利用を原則
※ 一般道での誘導車の有無は個別に審査した上で判断


<公募概要>
公募期間:平成28年10月19日(水)〜以降随時受け付け

実験期間:平成28年11月〜平成29年度末(予定)

対 象 者:一般貨物自動車運送事業の事業者及び特定貨物自動車運送事業の事業者

※公募要領の詳細は中部地方整備局ホームページへ。