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カナダのアルコールチェッカー・インターロックメーカーACS、日本進出

2011年12月14日(水)


(写真左)ACS副社長アダム・コモ氏
(写真右)マネジャー ジョン・コルトン氏
北米・欧州を中心に、アルコールチェッカーならびにアルコールインターロックを製造・販売するアルコール・カウンターメジャー・システムズ(本社:カナダ、以下ACS)は2011年12月7日、カナダ大使館にてALCOLOCK JAPAN プロモーションのためのレセプションを開催した。
同社は1976年に警察用アルコールチェッカーのメーカーとして創設。本社はカナダのトロント市にあり、アジア・オーストラリア・欧州・米国など、世界中に30ヵ所以上の事務局を構え、各種のサポートサービスをグローバル展開している。

このたびのレセプションでは、各製品について紹介されたが、メインとなったのは日本法人の設立の報告であった。同社では2011年11月に国内での登記を済ませ、「ACSジャパン」を設立。日本では2011年5月より、事業者へのアルコール検知器義務化がスタートしたばかりであり、今後市場の拡大が見込まれることもあり、その日本のマーケットに対し販売を展開する予定だ。

主な製品は、アルコールを検知するとエンジンが始動できないアルコールインターロックと、燃料電池センサーを使用した高精度のアルコールチェッカー2種、加えて日本では珍しい「赤外線センサー」を使用したアルコールチェッカーとなる。

【アルコール インターロック V3】
ALCOLOCK V3 アルコール インターロックは、ドライバーの呼気アルコール濃度を測定し、設定制限値を超えている場合車両をインターロックして始動できないようにして飲酒運転を未然に防ぐ装置。特徴としてはドライバーのシフト始業時に検査をしたり、または1日を通して任意の時間に検査をするなど、会社の安全指針にあわせてプログラミングすることが可能。さらにオプションのソフトウェアを使用することにより、呼気テストの結果、時間、日付等、イベント記録をレポートとして管理することができるできる。

【SAF’IR EVOLUTION】
SAF’IR EVOLUTION は世界で唯一(同社調べ)の片手持ちができるハンディタイプの赤外線アルコールチェッカー。この装置はその高度な検査精度を特徴としているため、警察などの法的機関での使用に最適だという。この装置もまた、国際法定計量機関の認定に合格している。

【DRIVESAFE】
DriveSafe 呼気アルコールチェッカーは、最新の高感度燃料電池式センサーを使用していて、正確な結果を数秒でLEDディスプレイに表示することができるハンディタイプのアルコールチェッカー。

【ALCOSCAN】
AlcoScan は高感度燃料電池式センサーを備えた使いやすい受動式呼気アルコールチェッカー。マウスピースやユーザーの積極的参加を必要とせず、アルコールの存在を、環境から「嗅ぎ取る」ことができる。さらにテスト対象者が積極的参加する能動的テストの場合には、テスト対象者が吸気口に息を吹きかけるだけで、呼気中のアルコール濃度が検出される仕組み。