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UDトラックス、アドブルーの国内供給体制が大幅拡大

2010年7月27日(火)

〜 トラック ステーションに加えサービス ステーション(SS)でも販売を開始 〜

 UDトラックス株式会社(社長 竹内 覚)は、三菱ふそうトラック・バス株式会社(社長 アルバート キルヒマン)と共同で、トラック、バスの環境性能と経済性を向上させる尿素SCRに必要なアドブルー(尿素水:注1)の供給を一般のSSに対して要請した。その結果、各社の協力のもと、アドブルー国内供給体制の拡大と通販での取り扱いが実現。今後も同社は、アドブルー供給体制の拡大に貢献していく考え。

1. アドブルー国内供給体制拡大の背景
同社が、2004年11月に世界で初めて自動車に尿素SCRシステム(注2)を搭載した大型トラック クオンを発売して以来、アドブルーの国内供給体制は大型車への供給を目的に整備されてきた。次期中型トラック コンドルなど大型車以外でも尿素SCRシステム搭載車の発売が予定されているため、アドブルーの国内供給体制のさらなる拡大が必要となった。

2.アドブルー取り扱いサービスステーション(SS)
今回アドブルーの国内供給体制拡大を要請した結果、出光系列の主要なSSおよびコスモ石油系列の一部のSS、また鈴与商事株式会社も協力。この結果、アドブルー国内供給体制は、トラックステーション(宇佐美・IKKO・鈴与・太陽鉱油・コーナン・吉田石油店・キタセキ・新出光他:注3)やUDトラックス系列の販社および三菱ふそう系列の販社などを含めた既存の1500拠点から、さらに拡大される。
 加えて、全国石油商業組合連合会(全石連)の協力もあり、今後もアドブルーを取り扱う体制が拡大する見通し。
 また、同社のインターネットホームページにアドブルー取扱い拠点の検索サイトを用意して、供給体制に関する情報を掲載している。

3.通信販売での取り扱い
株式会社大塚商会が運営するネット通販「ぱーそなるたのめーる」でも、8月より5L容器に入ったアドブルーを購入することができ、全国どこにでもアドブルーを届けることが可能となる。